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上部構造の製作 印象

これから、上部構造の製作編です。
印象(型取り)から説明していきます。
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食事について

約、半年振りの更新になってしまいました。
上部構造についてと前回書きましたが、肝心なことが抜けていました

手術後の食事ですが、このことを患者さんに指導しておかないと
インプラントに影響を与えてしまいますのでとても重要です。マロ先生は
患者さんが食べたいものを自由に食べさせるという方針です。

なんとも大胆なお人です。

通常は1ヶ月くらいはやわらかい物を食べるように指導するのが
普通と思います。

私の場合は煮物や麺類などさくっと噛み切れるものを勧めております。
刺身などもOKですかね。

だめなものは繊維質で噛み切りにくいもの

そんなところだと思います。

上部構造の作製

保母須弥也先生は
御著書のAll-on-4ハンドブックのなかで述べられておりますが
術後6カ月待ち、最終補綴物の印象にはいるとあります。

しかしながら6か月は少々長いのではと私は思っています。

というのは通常のインプラントであれば待機期間は3カ月程度あれば良く
京都の五十嵐先生もオールオンフォーの失敗は最初の2カ月間でおこると
言っておられます。
したがって印象の時期は術後3カ月で良いのではと考えます。

次回は上部構造の作製の手順の実際について書きます

オールオンフォーの術後管理 投薬プロトコール

まず、マロクリニックの投薬プロトコールを

手術当日     Clonixin(非ステロイド系消炎鎮痛剤) 300mg
           ・・・・日本では発売されていないと思う
           オーグメンチン(抗生剤)1000mg 分4(8時間おきに1錠)
           プレドニン(ステロイド剤)15mg
           セルシン(鎮静剤)10mg
           オメプラゾール(制酸剤=胃薬)20mg

術後1日~3日  Clonixin(非ステロイド系消炎鎮痛剤) 300mg 
           頓用(痛いとき)
           オーグメンチン(抗生剤)1000mg 分4(8時間おきに1錠)
           プレドニン(ステロイド剤)10mg (3日目は5mg)
           オメプラゾール(制酸剤=胃薬)20mg 朝服用

術後4日      オーグメンチン(抗生剤)500mg 分2(12時間おきに1錠)
           プレドニン(ステロイド剤)5mg
           イブプロフェン600mg 分2(12時間おきに1錠)
           オメプラゾール(制酸剤=胃薬)20mg 朝服用

術後5日~7日  オーグメンチン(抗生剤)500mg 分2(12時間おきに1錠)
           イブプロフェン600mg 分2(12時間おきに1錠)
           オメプラゾール(制酸剤=胃薬)20mg 朝服用

となっております。
結構こまかいですね。

ここで意見の分かれるところがステロイドの使用ではないでしょうか。

絶対使わない派が京都の五十嵐先生はじめ
ISO(私の所属しているスタディグループ)の先生方。

岸病院の下尾先生は使う派。

そして私も。

では、最後に私のクリニックの投薬プロトコールを紹介します。

前投薬 セオキシリン(抗生剤サワシリンのジェネリック)500mg
     ボラボミン(非ステロイド系消炎鎮痛剤で
            ボルタレンのジェネリック)50mg
     プレドニン5mg
     セルシン10mg

術後直後~3日
      セオキシリン750mg 分3 毎食後
      ボラボミン75mg 分3 毎食後
      プレドニン15mg 分3 毎食後    
      カロナール(一般名アセトアミノフェン)400mg頓用(痛いとき)


術後4日~7日
      セオキシリン750mg 分3 毎食後
      ボラボミン75mg 分3 毎食後
      カロナール400mg 頓用(痛いとき)

となっております。

やはりステロイドは使ったほうが腫れなくていいと思いますが
感染を気にする先生は嫌いなんですよね。

私は口腔外科の出身なのであまり気にせず使いますが。

      

     

オールオンフォーの仮義歯の製作と取り付け

事前に仮義歯を作っておいてそれを
インプラントに固定する方法を説明します。

DSCF0073.jpg


この方法の利点は
①院内に技工士がいなくてもいい
②仮義歯をラジオグラフィックステント
 またはサージカルステントに利用できる
③Biteが取りやすいので口腔内に入れたとき
 あっ、と驚くようなずれはない

欠点として
①術者の熟練度によりOpe時間が
 長くなりやすい
②やはり技工士に任せた場合にくらべ
 審美性に欠ける

などの利点と欠点があります。

手順は無歯顎と残存歯がある場合で異なります
無歯顎では通法のレジン床義歯の製作手順と一緒で
①印象
②ロウ堤で咬合採得
③試適
④仮義歯完成、口腔内にてBite確認

残存歯がある場合は
①印象、咬合採得(Biteが安定しないときはロウ堤を作成のうえ
         後日、咬合採得)
②ラボにて抜歯予定の歯を削って義歯製作

*Ope前にBiteの確認ができないのであらかじめ
 技工士さんにシリコンバイトを取っておいてもらうとよい

さて、その次はインプラントに仮義歯を固定しますが
あらかじめ埋入予定の部位にテンポラリーシリンダーが通る
穴を開けておきますが当然多少?の誤差はでるので
修正は必要です。

DSCF0077.jpg


後は、レジンでテンポラリーシリンダーを仮義歯に固定します。

テンポラリーシリンダーのスクリューはマニュアルでは
トルクレンチを使用して
15ニュートンのトルクで固定するとありますが
抜糸の都合で仮義歯を外す必要があるので
手締めでしっかりと締めるくらいのほうが
ベターです。
image6.jpg







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プロフィール

天川 智央

Author:天川 智央
埼玉県所沢市下安松609-1
医療法人デンタルクリエーション
天川歯科クリニック
TEL04-2945-6711

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